規格
内容や表現を平易で取り組みやすくし、段階的に取り組める二つのステップを用意しました。尚、規格とは別に取り組みの手順等をわかりやすく説明した「構築の手引き」及び「マニュアル作成サンプル」も用意しています。
| ステップ1 | 規模や環境負荷が比較的小さく、環境問題に取り組めたところに適合しています。 |
|---|---|
| ステップ2 | ISO14001とほぼ同じ規格となっており、三重県建設工事発注標準において加点があります。 |
| ステップ2W | EA21(エコアクション21)との相互認証により、産業廃棄物処理業者の優良認定の要件に適用されています。 |
| ステップ2CN | 自社領域でのCO2排出量(Scope1、Scope2)の可視化が行えます。 |
KESと同規格
地域協働機関との連携を重視し、全国に共通のKES規格にしており、M-EMSに登録の組織は、北海道から鹿児島までの各機関の登録と同じ扱いになります。
三重県建設工事発注標準
建設工事の発注標準加算点は、ISO14001は3点ステップ1は2点ステップ2は5点の加算点となります。(令和7年6月1日適用)なお、三重県総合評価では、設計業務に関してISO14001又はM-EMS(ステップ2又はステップ1)のいずれかの認証を取得している場合に評価されます。
制度
| 制度名 | M-EMS(通称:ミームス) |
|---|---|
| 審査登録組織 | 一般社団法人M-EMS認証機構 |
| 審査方法 | 書類審査及び本審査、確認審査(年1回)、更新審査(3年毎)※S2Wは2年毎 |
| 登録の有効期間 | 3年間(更新審査を受け登録維持)※S2Wは2年間 確認審査の案内を有効期限の約4ヶ月前に送付します |
| 登録と証明 | 登録証の発行、登録リスト掲載 |
| 審査員 | 一般社団法人M-EMS認証機構が認めた審査員・コンサルタント(要件詳細は下記)
|
| 審査員の種類 |
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| 判定委員会 | 審査結果の妥当性を評価し、登録の可否を決定する。 |
M−EMS構築のメリット
1 コスト削減
環境と関係する経費を社員の自主的な活動のなかで削減することができます。
2 企業価値の向上
地球に優しい事業所、三重を大事にする事業所として、社会的にも地域でも評価があがり、企業価値が向上します。
※三重県総合評価では、入札時ISO14001と同等の加算点です。
※EA21との相互認証により、産廃優良事業者認定の要件に適用されます。3 マネジメント力がつく
社員の一体感ができるとともに、仕組みが経営に役立ちます。

構築の流れ
・コンサル申請書
・活動組織の決定
・環境影響項目調査・評価
・環境関連法規等調査
・著しい環境影響項目特定
・環境改善目標設定
・実態把握リスト
・評価リスト
・適用法令等調査表
・環境影響評価リスト
・改善計画兼進捗管理表
作成
・審査申請時調査表
は、ステップ2のみ
エコアクション21(EA21)との相互認証
優良産廃処理業者事業者認定を取得される場合にミームスステップ2Wの認証を取得することで可能となります。
EA21:一般社団法人 持続性推進機構(IPSuS)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-14-18-4F